自然・植物が人に与える効果

自然・植物が人間に与える主な効果をご紹介します。いずれも、なんとなく実感できる効果だと思います。

【心理的・精神的な効果】
~ストレスの緩和とリラックス~
植物の緑色や自然な形を見ることで、脳内にリラックス状態を示すα波が増幅されたり、副交感神経が優位になったりすることが期待できます。
血圧の低下やストレスホルモンの減少効果が期待できます。

【ポジティブな感情の促進】
幸福感や満足感、活力を高める効果が期待できます。特に花などの観賞は、ネガティブな感情を減少させる効果があります。

【集中力・生産性の向上】
植物を近くに置くことで、集中力が持続しやすくなったり、疲労感が軽減され、結果として作業効率や創造性が向上することが期待できます。
自然の中は、最適なリモートワークの作業スペースです。


【生理的な効果】
~視覚疲労の緩和~
緑色は目に負担が少ない波長であり、長時間のデスクワークなどで目が疲れた際に植物を見ると、目の疲れが緩和されることが研究で示されています。

~自律神経の調整~
植物(特に森林)から発散されるフィトンチッドなどの香り成分が、嗅覚を通して自律神経に働きかけ、リラックス状態(副交感神経優位)を促します。

【環境的な効果】
~空気清浄効果~
植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を放出するだけでなく、空気中のホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解する能力があることが知られています。

☛ 自然・植物が人に与える影響は絶大です。

薄暗さが人に与える効果

周囲が暗くなることで人に与えられる良い効果を紹介します。帰宅時の外を眺める効果です。
周囲の暗さは、主に睡眠の質の向上や脳の休息に関連しており、昼間の自然の景色だけでなく、限られた明るさの夜の景色も心理的に好影響を与えると考えています。

1.睡眠の質の向上と体内時計の調整

【メラトニンの分泌促進】
メラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれ、眠気を誘い、睡眠を深くする作用があります。
このホルモンは、夜間に暗さを感知することで分泌が促され、光(特に強い光やブルーライト)を浴びると分泌が抑制されてしまいます。

【体内時計のリセット】
朝の光が体内時計をリセットするのに対し、夜の暗さは体が休息モードに入るための重要な合図となります。夜間に適切な暗さを保つことで、体内時計が乱れにくくなります。

2.脳の休息と集中力の変化

【脳の疲労回復(視覚情報の遮断)】
私たちは日常的に視覚から大量の情報を受け取っており、これは脳(特に前頭前野)を疲労させる一因となります。
暗い環境、特に真っ暗に近い状態では、視覚からの情報が遮断されるため、脳がその情報処理から解放され、リラックスしやすくなります。

3.リラックス状態の促進

【副交感神経の優位化】
メラトニンの分泌には、血管を拡張して副交感神経を優位にする作用もあるため、暗い環境で過ごすことは、体をリラックス状態に導くことにつながります。

☛ 帰宅が、そのまま体を休ませるアクションに繋がっていきます。