発達障害と診断される子どもが増えている理由
診断件数の増加は、「実際の有病率(病気を持つ人の割合)の急増」だけでなく、主に社会的な認知度や診断体制の変化による「見かけ上の増加」が大きいと言われています。
「見かけ上の増加」の理由
1.認知度の向上と早期発見
■社会の理解の深化:
メディアやインターネットを通じて発達障害に関する情報が広がり、一般の保護者や教師の関心が高まったことで、「これは個性ではなく特性かもしれない」と気づく機会が増えたことによる増加。
■早期支援への移行:
学校や保育園・幼稚園などの教育現場で、発達の特性に対する理解が深まり、早い段階で専門機関への相談を促す体制が整ってきたことによる増加。
2.診断基準と技術の変化:
■診断基準の拡大:
自閉症スペクトラム障害(ASD)のように、以前は診断対象外だった軽度な特性や境界域の人々も、現在のより広い診断基準(DSM-5など)によって診断されるようになった。これにより、以前は「少し変わった子」「わがまま」と見過ごされていた特性が、適切に「発達障害」として診断され、支援の対象となったことによる増加。
■診断技術の進歩:
診断ツールや評価方法が洗練され、客観的かつ正確な診断が可能になったことも増加の一因。
3.社会環境の変化
■生きづらさの増加:
現代社会は、IT化や複雑化が進み、人とのコミュニケーション能力や臨機応変な対応力がより求められるようになった(☛)。この変化によって、発達特性を持つ人が社会生活で感じる困難(生きづらさ)が以前より顕在化し、支援を求めるニーズが高まっている。
☛mirai cycleは、地域でのコミュニケーションを教育における重要なものと捉え、顔見知りの中でコミュニケーションの蓄積によって、コミュニケーション能力を高めることや、生きづらさの解決を考えています。
真の発達障害、増加につながる可能性のある要因
環境要因の変化によって、実際に発達特性を持って生まれてくる子どもの数が増えている可能性も指摘されています。
1.生物学的・環境的要因
■親の年齢
父親・母親ともに、高齢での出産は発達障害のリスクを高める要因の一つとの見解があります。
■出生前後の環境
早産や低出生体重、妊娠中の母体の健康状態(感染症、栄養状態、妊娠高血圧症候群など)が、胎児の脳の発達に影響を与える可能性がありと考えられています。
■環境化学物質
農薬や環境ホルモンなど、胎児期や乳幼児期における有害な環境化学物質への曝露が、脳の発達を撹乱し、発達障害のリスクを高める可能性(☛)が示唆されています。
2.栄養学的要因
一部の専門家からは、現代の子どものビタミンやミネラルなどの栄養不足(☛)が、発達障害のような状態を引き起こしているケースもあるという指摘もあります。
☛mirai cycleは、”家族の為に作った野菜”で解決できないか考えています。
